最後にありがとうと言えたなら ~亡くなった方が教えてくれたこと~

大切な方とのお別れの仕方をご遺体が教えてくれました

年の瀬も納棺士に休みなし

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ブログをはじめて、3カ月。

葬儀業界、年末年始も仕事があれば休み無し。

 

それでも今年はありがたいことに、31日〜2日までお休みをいただきました。

しかし、弊社に在籍の45名の納棺士のうち、3/2の納棺士が年末の今日も走っています。

 

そんな中、今年始めたブログについて振り返ってみると、、、。

 

何度も言い訳してますが、

元々文章を書くのが苦手な私はテーマを決めることも、スピードも、書く技術もないのでサラサラと日常を描くなんてことは出来ないのです。

 

2、3行で全く書けなくなったり、書いたり消したりを繰り返し、悩み、、、と時間がかかるのです。

 

ところが、神様からのプレゼント。

三回目の投稿でびっくりする程の反響を頂きました。

https://aki0602.hatenablog.com/entry/2019/10/12/140202

facebookで沢山の人にシェアしていただき

20000pvを達成しました。

元々、沢山の人に納棺式って時間があることを知って欲しいという思いでブログを始めました。

まだお会いしたことがない方からもコメントをいただき感動、驚きの出来事でした。

 

 

よく私は思うのですがー、

納棺士の仕事は、亡くなった方の人生っていう舞台のラストシーン、一番感動できるシーンに脇役で出してもらってるようです。

 

ピンライトはいつも亡くなった故人とその人生に深く関わった遺族に当たっています。

納棺士はピンライトから外れた主役の影で、同じ舞台を作り上げます。

ライトは当たらないけど、沢山の方の「人生」という名前の舞台の一員として、一緒にラストシーンを作れることが、すごく嬉しくて感動しちゃうのです。

 

殆どの遺族は、台本も筋書きもない舞台に、突然上げられ何をしていいかわからず、困っています。

 

お葬儀会社や納棺士から渡された台本にホッとして渡された台本を読むだけで終わってしまう遺族もいます。

 

だけど、

一生に一度の舞台。

その人にしかないラストシーンになるようにお手伝いできればと思います。

そしてその時間が、笑っても、泣いてもご遺族や故人にとってお金では買えない時間になるといいなぁと感じます。

 

私1人ができることは小さなことだけど、伝え続けることが私に出来る唯一のことなのかなと思います。

一週間に一度は更新したい。

今月はたった2回の更新でした。トホホ、、

 

もうすぐ、2019年が終わり、2020年が始まります。こうしてる間にも亡くなる人がいて、私達は生かされています。

 

来年も納棺士として亡くなった方が教えくれることをブログで綴っていきたいと思います。

 

まもなく迎える2020年が、皆さんにとって素敵な一年になりますことをお祈りしてます。