最後にありがとうと言えたなら ~亡くなった方が教えてくれたこと~

大切な方とのお別れの仕方をご遺体が教えてくれました

繁忙期

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一月ももう、終わってしまうのですね。

この数ヶ月は新しいことに囲まれて時間の流れのスピードが「私のスピード」ではない中を浮いたらり沈んだりしながら進んでいました。

2021から2022年、私にとって11月に納棺師を卒業したことが1番の変化でした。最初は急に開放された気分でしたが、だんだんと寂しい、物足りない気持ちになりながら、それでも前に進んで行かなきゃいけないと踏ん張ってきました。

つい、自分のセルフケアを忘れてしまいがちな、1月ですが、ちょっと立ち止まって自分をゆっくりながめる時間も出てきて、あー、もう少し、私自身を大事にしてあげようと感じてます。

 

当たり前ですが、セルフケアは自分のことなので、ちゃんと見えていればどうにかする方法が見つけられるのですが、自分ではどうにもできないことも。

 

納棺師にとって、12月〜2月は忙しさのピーク。今年はオミクロンで濃厚接触者が急増てるなかで、人が足りていない状況だと聞いてます。

葬儀が縮小するなかで、せめて亡くなった方を綺麗にして送ってあげたいという方も多く、納棺式や納棺師の需要は依然と変わらないか、増加傾向にあります。

たくさんの納棺師が、このピークをどんな思いで乗り越えようとしているのか、外からでは応援しかできないのです。

今年の繁忙期は、納棺師にとって厳しい環境です。どうか、体や心に気を配りながらこの数ヶ月を過ごしてほしいです。