生前葬のススメ
久しぶりの投稿です
https://www.twellv.co.jp/program/variety/seizensou/
先日朝のニュースで『生前葬TV-又吉直樹の生前葬のすゝめ』(BS12)が、第10回衛星放送協会オリジナル番組アワードの番組部門<バラエティ>において最優秀賞を受賞したと伝えていました。
今年の3月に放送された番組で、今後再放送等あるかは分かりませんが、又吉さんが間寛平さんの生前葬をプロデュースしていく番組だったようです(見てないので詳しくは分からず)
自分の葬儀について
私がもし死んだら、葬儀はたくさんの人を呼んで、「皆さんのおかげで楽しい人生になりました!ありがとう!」と伝えたいと思っています。
家族にもそんな話を、笑いながらするのですが、息子や旦那はちゃんと私の夢を叶えてくれるのかなと時々考えます。
私の好きな服とか、化粧は「どこ」と「どこ」のシミを隠して欲しいとか分かってるかなぁ、、、多分絶対分かってないなぁ。
髪をかなり短く切っても、内緒で買った服を着ていても全く気づかない人達。今は気楽でよくても、私が死んでしまったら自分の思うように出来ないなんてちょっと嫌。
葬儀の意味
普段から納棺式でご遺族に接していると、娘さんからお母さんがどんなお化粧していて、どんな服をよく着ていたかの的確な指示を貰うことがよくあります。さすが、女の子はよく見ています。
こういうご遺族がいると、納棺師にとっては大変助かります。
息子さんや旦那さんが、本当に細かく指示してくれることもありますが、多くの方はどんなお化粧だったか思い出せず「お任せします」となります。
うちも家族は男性ばかり。すごく理解出来るし、決して悪い訳ではありません。しかし、ご遺族の中にいる亡くなった方の姿が、納棺師にはなかなか見えなくて、苦労することもあります。
私はどんな風に亡くなるのか?
人は生き方は選べるけど死に方は選べません。
つまりどんな顔で亡くなるかは神様任せ。
死んでるんだから、そんなことどうでもいいと思うかもしれませんが、何人もの死顔を見てきた私は、自分の思うような死顔で旅立ちたいと願ってしまう。
結局、葬儀をあげるって亡くなった方がどう生きてきたかを振り返って、葬儀に来てくれる方と、亡くなった方とのご縁を結びかえる儀式なんだと思います。
その為にも、私を思い出して貰えるようなお顔で、別れしたいなぁと思うのです。
我が家の家族も、私の外見にはあまり興味がないようですが、もちろん私を大切にして思ってくれています。.
もし、生きてるうちに自分の思うような葬儀が出来たら、今よりもっとお互いの存在の大切さにちゃんと気づけるし、残りの人生で何をするのかが、はっきり見えてくるような気がします。
あー、ド派手な生前葬あげたい。